弊社は35年間、大手銀行システム開発に携わってまいりました。
その経験の中から『銀行さん』は、21世紀の新しい経営に必須のアイテムとして誕生しました。
現在100年に1度の大不況と言われておりますが、こういう時代こそ、従来の経営手法の陳腐化を再考する絶好の機会ではないでしょうか。
過去の歴史は大激震が起きるたびにパラダイムシフトが起き、全く新しい時代へと移り変わってきました。
1929年の世界恐慌から現代の管理手法(財務諸表制度等)が生まれてきたように。
今回の世界大不況は、また新しい管理手法の必要性を私たちにもたらしました。
その1つが、キャッシュフロー会計です。
今世紀に入り「キャッシュフロー経営」の言葉がもてはやされてきましたが、具体的なツールはありませんでした。
強いて挙げるとすれば、過去のキャッシュフローを報告するキャッシュフロー計算書ぐらいでしょう。
これだけでは明日の経営は見えてきません。
大切なのは過去ではなく『未来』です。
将来どうなるのか、です。
この思いを可視化してくれるのが『銀行さん』です。
キャッシュフローを中心とする視点で、自社の業績向上をいかに実現していくかというパラダイムを『銀行さん』は見せてくれます。
中小企業の会計は、従来より税金計算を中心とされてきましたが、これからは企業自身の業績向上にも繋がるものでなければならないと考えます。
我々は『銀行さん』と共に新しい時代に貢献していきたいと思います。